神経をすり減らしながら愛情を注ぐのは並大抵ではできないと思います。―偶然とはいえ生まれた縁をつなぐつもりです。

あいの実パートナー・野島比呂司さん

あいの実パートナー支援者・野島比呂司さんをご紹介します。

野島さんは毎月あいの実をご支援して下さっています。

クラウドファンディングでも寛大なご寄付を頂きました。

富山県の野島比呂司様が、仙台のあいの実をご支援下さる由縁をうかがいました。

 

なぜあいの実さんの活動に興味を持ったかと言いますと、完全に偶然です。
何故偶然かと言いますと、当時の自分の動きと考えを聞けばわかると思います。
少々長くなってしまいますが、お付き合いをいただけると幸いです。
自分は10年ほど前から、寄付活動を続けるようにしています。
以前お金に好かれる人になるには、寄附をする事が重要。という事を聞いて、「誰も損しないなら、騙されたと思ってやってみよう」と思ったところが始まりです。
そしてあいの実さんに寄付を始めたのは、確か5年ほど前だったと思います。
その時は妻が妊娠した時なのですが、最初死産の可能性が極めて高い双子を妊娠したとの報告がありました。(調べてもらえばわかるのですが、MM双胎と言われる妊娠)
しかし自分の普段行っている神社には「神社を直す費用」を納めてみたり、ご先祖に手を合わせ、「子供たちを救ってくれるなら毎年墓掃除頑張ります」とかをしていたところ、一般的な双子MD双胎と言われる状況である事が判明しました。(この二人は2018年元日に無事に二人とも生まれています)
以上のようなことがあり、まだ見ぬ子供たちの死や障害を抱えて生まれる子供のイメージを持った時に、そのような子供たちに寄付をしたいと思ったのが、「障害を抱えた子供への寄付」を使用と思った理由です。
そこで自分は富山県に住んでいますので、富山県内のそのような施設を探したところ、どこに寄付をするのか、そもそもどんな活動をしているのか。このようなことが分からない福祉団体のホームページばかりが見つかりました。
そして見つかったとしても、定期的に振り込みを続けるには銀行引き落としが必須になっていたのも、自分としては「面倒」と思ってしまいました。
その時は一年前に他界した父の会社を任され、自分の会社がまだあり、新婚。とにかく時間が無かったので、クレジットカードだけで定期的に振り込みできるほうがありがたい(ネットで完結できる状態)と思っていました。
そこで富山県内は一回横において、他の都道府県を探したところ、たまたまあいの実さんに行きついた。という感じなのです。
自分は仙台に一回観光に行ったきりですし、誰も縁故関係はありません。だからいまだに富山県に何かないのか?という事は頭の片隅にはあります。
しかし年に数回お届けされる会報誌に、誰もが不可解と思われる富山県からの寄付がずっと続くのも面白いと思い、まだ続けて行こうと思っています。
それと今回の件とは少し関係ありませんが、自分の同級生夫婦にも重度障害を抱えて生まれ、3歳でなくなった家族がいます。
タンがからむから、十分に寝ることもできない、家族で遠出もできない。と言っていました。しかし自分の子供への愛情は、状況に関わらず一緒なんだと思い聞いていました。
このような神経をすり減らしながらも、愛情を注ぐのは並大抵ではできないと思っています。
自分の専門ではありませんので、直接的な支援ではなく、わずかな費用の提供しかできないのが現状ですが、状況の改善の一助になればと思い、また偶然とはいえ生まれた縁をつなぐつもりでまだ支援をさせて頂きたいと思います。

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